初夏の北海道の味覚を集めた物産展が、23日から鹿児島市の山形屋で始まりました。定番のウニやチーズのほか、旬のイチゴを使ったスイーツなど自慢の一品が並びます。

(記者)「みなさん、試食をしながら品定めをしています。会場は熱気とおいしい香りに包まれています」

23日から鹿児島市の山形屋をメイン会場に始まった「初夏の北海道物産展」には、過去最多の101社が出店し、およそ1300の商品が並びます。

余市町が本店のうに専門店のお弁当です。軽く蒸した半生と、炙って甘みを引き立たせた2種類が楽しめます。

こちらは十勝のチーズ工房が共同で製造するラクレットチーズ。地元の温泉水で磨いて熟成させることで、濃厚な味わいになるといいます。

(店の人 十勝プライド)「日本人好みの風味に仕上げている。チーズ好きな人が多いので楽しみ」

(店の人 小樽かね丁鍛冶)「大いににぎわっている。ニシンの酢漬けや日替わりの数の子ニシンがおすすめ」

(買い物客)「妻が大好きで、いつもいくらを買いに来る」「白ご飯に乗せて食べる」

山形屋、恒例イベントの北海道物産展。23日は開店前に130人ほどの列ができ、入場整理券が配られました。

(先頭の女性)「8時40分に来た。初夏にしか食べられないホワイトアスパラを買って帰らないと」

(2番目の夫婦)「目玉商品のマルがついているものを買う。食べてみたいなと思って」「僕は一生懸命走るだけ」

先頭から2番目に並んでいた夫婦は…。
(夫婦)「全部買った。疲れた、やり切った」

そう話すものの、まだ気になる商品があるようで…。

(夫婦)「松前漬け、チーズケーキ、離乳食用のものとか7~8種類買った。この後はベルク広場に行く」

満足そうに別の会場へと向かいました。

今回の物産展では、北海道でこれからが旬という「いちご」を使った商品も登場しました。こちらのシュークリームは卵、小麦粉、いちごなど、すべて北海道産の素材です。

(記者)「濃厚なしっかりしたクリームに、いちごの酸味がよく合っています」

初夏の北海道物産店は、鹿児島市の山形屋と天文館ベルク広場の4会場で開かれ、第1弾は今月29日まで、第2弾は来月1日から7日までです。

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