こちらは鮮やかな赤と青の薩摩切子ですが、よくみると、あの巨大生物の皮膚感を再現した切子なんです。

ゴジラ誕生70周年を記念して、鹿児島県霧島市の薩摩切子工房がオリジナルの作品を制作し、23日、霧島市でお披露目がありました。

ゴジラ70周年記念の薩摩切子を制作したのは、霧島市の『美の匠ガラス工房 弟子丸」です。ゴジラの製作会社の東宝から依頼があり、およそ2年かけて、タンブラーやお猪口など5種類9点を制作しました。

赤の切子はゴジラが火を吹くイメージで、タンブラーの側面にはゴジラの皮膚感を再現するため、「サンドブラスト」という砂を高圧で吹き付ける技法を施したということです。

今回制作した薩摩切子は『美の匠ガラス工房 弟子丸」で購入できるほか、一部は、霧島市のふるさと納税の返礼品として活用されることになっています。

(制作した切子師 弟子丸努さん)「皮膚感をポイントに制作しているので、この皮膚感をみていただければ」

(霧島市 中重真一市長)「中々こういったものは作れないですし、今回、ふるさと納税として、霧島市から提供できることを大変うれしく思っている」

ゴジラ仕様の薩摩切子ペアタンブラーの返礼品寄付額は100万円、ペアの猪口の寄付額は68万円で、それぞれ、限定20セット用意されているということです。

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