台風5号が岩手県に上陸。6号に関しても、日本に向けて北上を続けている。こうしたなか、日本の南側には「熱帯低気圧c」が発生。24時間以内に台風7号に発達する“台風のたまご”であると見られている。

「熱帯低気圧c」は台風7号になると、日本に向けて北上を続けて、16日~17日に関東地方を直撃する可能性がある。この時期は、ちょうどお盆の期間に重なっているため、今後のUターンラッシュなどに大きな影響が出る可能性があり、今後注意が必要だ。

以下、気象庁発表の最新の「熱帯低気圧c」の実況と、今後の予報となります。

気象庁・午後1時25分発表「熱帯低気圧c」の実況と今後の予報

(TBS NEWS DIG より)

・12日正午の実況によりますと…
「熱帯低気圧c」は、北緯22度25分、東経135度55分を中心に『日本の南』で東方向にゆっくりとした速さで進んでいるとしています。中心の気圧は1002ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。

・13日正午の予報によりますと…
「熱帯低気圧c」は「台風7号(アンピル)」に発達して、北緯24度55分、東経138度50分を中心に『日本の南』で北東方向に時速15キロの速さで進むとみられています。中心の気圧は998ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。予報円の半径は130kmとなっています。

・14日午前9時の予報によりますと…
「台風7号(アンピル)」は、北緯26度35分、東経140度30分を中心に『父島の西南西約180km』で北東方向に時速15キロの速さで進むとみられています。中心の気圧は992ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。予報円の半径は200kmとなっています。

・15日午前9時の予報によりますと…
「台風7号(アンピル)」は、北緯29度10分、東経140度50分を中心に『小笠原近海』で北方向に時速15キロの速さで進むとみられています。中心の気圧は990ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。予報円の半径は260kmとなっています。

・16日午前9時の予報によりますと…
「台風7号(アンピル)」は、北緯33度35分、東経140度30分を中心に『伊豆諸島近海』で北方向に時速20キロの速さで進むとみられています。中心の気圧は985ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルとなっています。予報円の半径は330kmとなっています。台風の全域390kmが暴風警戒域となっています。

・17日午前9時の予報によりますと…
「台風7号(アンピル)」は、北緯38度25分、東経143度35分を中心に『日本の東』で北北東方向に時速25キロの速さで進むとみられています。中心の気圧は985ヘクトパスカルで中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルとなっています。予報円の半径は440kmとなっています。台風の全域500kmが暴風警戒域となっています。

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