梅雨に入りじめじめしているこの時期、夏バテを感じている方も多いのではないでしょうか?今回は食事から夏バテ予防を考えます。

じめじめ、ムシムシ…梅雨入りし、これからの時期心配なのが『夏バテ』です。
新潟県栄養士会の加藤真弓さんに話を聞きました。

新潟県栄養士会 栄養ケア・ステーション 加藤真弓さん
「暑さが原因で脱水だったりとか自律神経が乱れてくるところからダルさがでてくるのかなと」

加藤さんが夏バテ予防として考えるポイントは…

基本は1日3食しっかりバランスの取れた食事をとること。
特に意識して摂取したいのが『ビタミンB1』です。

新潟県栄養士会 栄養ケア・ステーション 加藤真弓さん
「夏はさっぱりした麺類を食べることが多くなると思うんですけど、そうすると糖質を食べることが多くなりますが、糖質をエネルギーに変える働きのあるビタミンB1が不足しがちになってきます」

不足すると、だるさや疲れの原因になるという『ビタミンB1』。
豚肉や豆腐やまぐろやウナギなどに多く含まれているそうです。

そのビタミンB1の吸収をよくするのが『アリシン』という成分でネギやニンニクに多く含まれています。このアリシンとビタミンB1を一緒にとると夏バテ予防により効果的です。

食事の他に『水分補給』も重要です。

成人は、1日2.5リットルもの水分を失ってしまうので、こまめな水分補給や食事からの水分摂取が大切です。

新潟県栄養士会 栄養ケア・ステーション 加藤真弓さん
「1日3食食べていただければ、食事の方からも約1リットルくらい水分が補給されると言われていますので、3食しっかり食べることは水分補給にも繋がっていく」

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