各地で『満開』の報告も相次いでいる青森県内のサクラ。青森テレビでは今週、各地のサクラの状況をニュース内で中継でお伝えしています。17日は、外堀全体のソメイヨシノが満開を迎えた『弘前公園』をお伝えしました。以下、白川舞アナウンサーの報告の全文です。

国内屈指の「桜の名所」として知られる弘前公園。私は今、追手門の前にいます。17日の弘前市は、朝から雨が降ったりやんだりの天気でしたが、今(夕方過ぎ)は雨も止んで穏やかな天気となっています。

16日の暖かな陽気に照らされて外堀のソメイヨシノは、17日に全体で満開が発表されました。日中に公園内で皆さんのお話をお伺いしましたが、満面の笑みで、満開の桜を見る様子が印象的で、午前中から多くの人たちが、足を止めて、満開となった外堀の桜の様子を写真に撮って楽しんでいました。

訪れた人は
「今日満開になるって聞いていたので、全体的にすごくて、ちょっと天気が悪く、岩木山は見れなかったんですけど、良かったと思います」

「弘前城とか秋田の角館とか毎年行ってるけど、やっぱり弘前城は別格ですね」

午後6時頃からは、桜のライトアップが始まっていて、この時間ならでの淡いピンク色の花の表情を見ることができます。

弘前市の公園緑地課によりますと(17日現在)、園内のソメイヨシノと桜のトンネルは5分咲きで、18日には園内が、19日には、桜のトンネルが満開になると予想されています。

また、本丸や北の郭のベニシダレザクラといった、ソメイヨシノ以外の桜もすでに満開を迎えているものがあり、今週末は、薄紅色に染まった園内になることが期待されています。

そして、花が散った後でも楽しめるのが、桜の良さですよね。桜吹雪や外堀に花びらが浮かぶ様子の「花筏」は4月20日~24日までが見頃(予想)だということです。

あと1週間ほどは、ソメイヨシノが織りなす可憐な光景が楽しめる弘前公園の外堀からお伝えしました。

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