高額の当選金受け取りの手続き料名目で、金をだまし取られるなどの被害が、島根県出雲市内で発生しました。
出雲警察署によりますと、今年4月初旬、市内の60代の女性の携帯電話に「9億6061万円が当たりました。」 といったショートメッセージが届き、相手から「手続き料として、コンビニで電子 マネーを3万円購入して、コードを教えてください。」などと指示されました。
女性は、当選金がもらえるものと思い、相手に指示されるがまま、4月初旬から5 月1 0日までの間に、出雲市内のコンピニエンスストアで数回にわたり電子マネー合計約3 0万円分を購入し、電子マネーのコードを相手に伝えて、だまし取られました。
また、同じく出雲市内5 0代女性は、今年5月13日、副業ができるサイトをスマートフォンで検索し「S NSアプリの友達に追加して話を聞けば、4億円の融資を受けられる。」などと書かれたサイトを見つけました。
そして、SNSアプリに友達追加して、「渡辺」と名乗る相手と知り合い、「渡辺」から、
「4億円をあなたの好きにつかってください。4億円は返済不要です。」
「4億円を受け取るためには、送金システムの使用許可費用が必要。電子マ ネーを購入し、そのコードを教えるように。」
などと指示され、5月13日から5月19日までの間にインターネットやコンビニエンスストアで約50回にわたり合 計約63万円分の電子マネーを購入し、そのたび相手に電子マネーのコードを伝えて、だましとられたということです。
警察では
・見知らぬ相手から「高額な当選金が当たった」「お金を差し上けます」などのメッセージやメールが送りつけられ、受取手数料等の理由でお金や電子マネーを要求されるものは、詐欺です。
・コンピニエンスストアなどで電子マネーを購入し、そのコード(数字など)を教えるよう言われた場合には、詐欺を疑い、すぐに警察に相談してください。
と、注意を呼び掛けています。
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