能登半島地震の被災者に対し珠洲市でこれまで無償で提供されていた夕食の弁当。今後、気温の上昇により食中毒が心配されることなどから15日から提供する数が縮小されることになりました。

珠洲市では、避難所で生活している人や自宅で食事を作れない人などのために夕食の弁当を無償で提供していて現在、およそ2100人がこのサービスを利用しています。しかし、仮設住宅の完成が進むことや暑さによる食中毒のリスクが高まることから15日から弁当の提供を市内33の避難所で生活する被災者のみの500食ほどに縮小するということです。


珠洲市健康増進センター 宮根智子さん

弁当提供縮小の理由と狙いは?
「市民の方にそろそろ自立した生活を立て直していっていただきたいと思っている。収入面についてご自身での生活が立ち行かない方についてはご自身の生活再建までの繋ぎとして支給することはできる」

珠洲市では地震の影響で生活が困窮している人については引き続き支援を行うとしていて健康増進センターに申請して欲しいとしています。

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