地震災害からの復興の連携に取り組む兵庫県の知事が10日、原発事故による避難指示が一部解除され、復興を目指す福島県飯舘村の長泥地区を視察しました。

飯舘村の長泥地区を訪れたのは、兵庫県の齋藤元彦知事です。齋藤知事は、去年まで除染土を利用した水田試験が行われていた区域を視察しました。

齋藤知事は東日本大震災のあと、総務省の職員としておよそ3か月飯舘村に駐在しました。2045年までに除染土の県外搬出が決まっている中、他県の知事としての考えを問われると…。

兵庫県・齋藤知事インタ「まだそのあたりは何かアイデアがあるということではないが、取り組みを着実に進めていく。それが地域の方もそうだが、ほかの地域の方の理解にもつながっていくのではないかと思う。」

また、兵庫県では阪神淡路大震災から30年となる来年、「創造的復興サミット」を開く予定で、飯舘村にサミットへの参加を求めました。

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