ギャンブル依存症への正しい知識を提供して理解を深めてもらおうと、依存症の人や家族の体験談などが盛り込まれたチラシなどの展示が青森市で始まりました。

ギャンブル依存症は、人生に大きな損害が生じるにもかかわらず「競馬」や「競輪」などの公営ギャンブルや、「宝くじ」や「パチンコ」などの遊戯を続けたいという衝動が抑えられない状態をさします。

5月14日から依存症問題について周知を図る啓発週間が始まるのを前に、県庁の北棟1階には7日から特設コーナーが設けられています。

ギャンブル依存症について説明するチラシや、当事者やその家族などの体験談をまとめた冊子が揃えられています。

県健康医療福祉部 障がい福祉課 千田昭裕課長
「ギャンブルを含めた正しい知識や、相談窓口の啓発などを積極的に進めていきたいと思っています」

県によりますと、依存症の相談件数は年々増加しているということで、県では相談窓口を開設しています。

また、支援団体による特別セミナーが5月26日に青森市で初めて開かれます。

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