能登半島最大の春祭り「青柏祭」の神事で、五穀豊穣を祈る神主ら=4日午後、石川県七尾市の大地主神社
能登半島最大の春祭り「青柏祭」は4日、石川県七尾市の大地主神社で神事が執り行われた。日本一の山車と言われる「でか山」が市街地を練り歩く曳山行事は1月の能登半島地震の影響で中止となったが、この日は多くの地域住民が見守る中、神主らが五穀豊穣や早期復興を祈った。 大森重宜宮司(63)は「皆で集まることの大切さを感じた。祭りが続かないと能登の将来が心配だ。できることをやりながら、伝承していきたい」と述べた。 能登半島地震で市内の道路は亀裂が走ったり、隆起したりした。高さ12メートル、重さ20トンのでか山を安全に運行できないと判断し、中止が決まった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。