廃校になった小学校跡地が見違える変化を遂げました。
2017年に廃校となった熊本県山鹿市の「旧千田(ちだ)小学校」校舎にオープンした「やまがBASE」は、宿泊できる複合施設です。
普通の教室だった場所は宿泊施設になり、カプセルタイプと、より広いキャビンタイプがあります。
元家庭科室は、山鹿市の名産となっているワインをモチーフにしたラウンジへと変わりました。
コンピュータ室だった部屋にはデスクが配置され、Wi-Fiや電源も完備しているコワーキングスペースになっているんです。
背景には人口減少
やまがBASE 島田裕太 代表 「山鹿市の人口が20年で1万人減っている。こういう拠点を作ることによって県外の方、地域の方も利用して欲しい。今後は地域の運動会も復活させたい」
「やまがBASE」では、1泊2日で企業の合宿が行われることもあります。
利用者「議論に集中できる場として、とても良いと思った」
「やまがBASE」のもう一人の代表、中原さんは千田小学校の卒業生です。
やまがBASE 中原功寛 代表「やまがBASEの“ベース”は出発点・基地という意味があるので、秘密基地のような場にしていきたいと思っている。そういったことができるような環境をここで作っていきたい」
「やまがBASE」
※それぞれの部屋や宿泊施設は予約や利用料金が必要。
※貸し切り利用が入っていなければ、運動場やレクレーションスペースは営業時間内は無料で一般の人が自由に出入りできる。
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